点検技術者の認定制度

点検技術者の認定制度

老朽化する社会資本を適切に維持管理していくためには安全点検を確実に行うことが必要です。このため、一般社団法人 日本公園施設業協会では、遊具の点検・診断を適切に行うことができる技術者を安定的に確保するため、点検技術者資格(「公園施設点検管理士」と「公園施設点検技士」)の認定・登録を2015年度より実施しています。 この点検技術者資格は必要な実務経験と講習を受け、資格認定試験に合格した者のみに与えられ、国(国土交通省)に登録された唯一の資格です。2022年12月現在で1,313名が登録されています。

国が認定した登録資格です

点検技術者資格は、2016年に国土交通省の「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録制度」による、公園施設(遊具)の点検・診断業務を適正に実施できる技術者資格として唯一登録されています。

公園施設点検管理士

高等学校を卒業後公園施設に関する業務に11年以上従事しそのうち3年以上の管理業務の経験があるもので、講習会を受講後、認定試験に合格したものが認定されます。公園施設の定期点検業務において、管理技術者として、国や日本公園施設業協会が定めた規準・マニュアル等に基づいて、適正に業務を遂行及び管理・統括できる能力を有する者として協会が認定するものです。

公園施設点検技士

公園施設について5年以上の実務経験があり、講習を終了し認定試験に合格したものが認定されます。公園施設の定期点検業務において、「公園施設点検管理士」の管理の下、担当技術者として、国や協会が定めた規準・マニュアル等に基づいて、適正に業務を遂行できる能力を有する者として協会が認定するものです。

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