協会の理念

遊びの大切さ

子どもは遊びを通じて身体的、精神的、社会的に成長する

公園で遊具などによる遊びで養われるのは、運動能力だけではありません。「ここから飛び降りたらどうなるんだろう?」というような体験をすることで危機回避能力が培われ、他の子どもたちと遊ぶことによりコミュニケーション能力を伸ばすことができます。
これらを協会では「遊びの価値」と呼び、遊びはすべての子どもの成長にとって必要不可欠なものだと考えています。

遊具は挑戦と冒険ができるような配慮が不可欠である

より意欲的かつ主体的、創造的に遊ぶ子どもほど、健全に成長していきます。この時の特徴として、子どもたちはより面白い遊びを求めて冒険や挑戦を繰り返し、大人の想像を超えた遊び方をすることがあります。
そのために子どもたちにとって魅力的な冒険や挑戦ができる遊具の開発を心がける一方で、遊び方についても一定の幅を想定する必要があります。

遊びにおけるリスクは適切に管理し、ハザードは排除する

リスクは遊びの中での冒険や挑戦の要素となり、これを完全に除去すると子どもは関心を失い、危機回避能力の育成を阻むものになります。
一方で、こうしたリスク要素とは関係なく、事故が発生する危険があります。例えば遊具の不用意なすき間に体がはさまれるなどの設計上の問題による物的ハザードや、首に絡まりやすいひもが付いた服装で遊ぶなど使用方法に問題がある人的ハザードがあります。
リスクは適切に管理し、ハザードは排除する必要があります。

リスクとハザードに管理者、利用者、地域で向き合う

公園管理者はリスクを適切に管理し、計画・設計段階、製造・施工段階、維持・管理の各段階において物的ハザードを中心に除去する必要があります。
また、日常の安全点検で物的ハザードが見つかりますので、適切な安全点検の方法を知ることも重要です。
利用する子どもには安全で楽しく遊ぶ方法を身につけさせ、人的ハザードを防ぐことが大切ですが、自分で判断できない年齢の子どもは保護者の方のサポートが欠かせません。
また、保護者や地域住民が物的ハザードを発見した場合は公園管理者に速やかに連絡するなど、地域ぐるみによる見守りも必要です。