小学校・幼稚園・保育園などの先生へ

遊びで育つ大切さ

遊具などで外遊びすることで子どもの様々な能力が養われます。

体力・運動能力の低下傾向が続く

2002年(平成14年)の中央教育審議会で報告され、子ども体力・運動能力の低下が注目されました。
しかしながら、低下傾向には歯止めがかかっていません。
2013年(平成25年)には親子に相当する1989年と2013年(平成元年と25年)の10才児を比較すると、主要な項目で体力・運動能力が低下していることが報告されました。

遊びは子どもを育む

子どもは遊びを通して、いろいろ難しいことに挑みながら、身体や運動能力だけでなく、心も発育・発達し、創造性や主体性を向上させていきます。
特に未就学年齢から小学生の年代はゴールデンエイジと言われ、神経型などはこの時期に発育がほぼ終わってしまいます。

遊具の価値、遊びの価値とは

遊具や運動具は、子どもたちに楽しい遊びを提供する大切な道具です。
遊びには、ある程度の危険が伴うもので、この危険への挑戦が楽しさにつながります。さらにはこれが危険を回避する能力や危険を予知する能力につながります。
また、他の子どもと一緒に遊ぶことでコミュニケーション能力も育ちます。

リスクとハザードの管理と点検の重要性

しかし、"危険"は何でも良い訳ではありません。遊びの楽しさに伴う危険を「リスク」といい、それ以外の危険を「ハザード」と呼んでいます。ハザードには「人的ハザード」と「物的ハザード」があり、ハザードを適切な管理や点検でなくすことで、事故を未然に防ぐことができます。

区分 【リスク】
●遊びの楽しみの要素であり、冒険や挑戦の対象になるので子どもの発達に必要。
●子どもが危険を予測し、対処するための判断ができる範囲の危険。
【ハザード】
●冒険や挑戦という遊びの価値とは関係ないところで事故発生の原因となるもの。
●子どもが危険を予測できず、対処するための判断ができない範囲の危険。
人的要因 ○落下防止柵を自分の意志で乗り越えて飛び越えようとする行為 ○不適切な行動、不適切な服装
・ふざけて押す
・過度の利用集中
・動いている遊具に近づく
・幼児が単独で遊ぶ
物的要因 ○通常、子どもが飛び降りることができるものとして設定する遊具の高さ ○遊具の不適切な配置や構造
○不十分な維持管理による遊具の不良

学校に設置している遊具の安全確保について、文科省に認められている協会の安全規準は、こちらからご確認いただけます。